2日目スタート!創業は人生の棚卸し

本日創業スクール2日目が始まりました!

前回とは違い、皆さんすでに打ち解けあってとても和やかな雰囲気です。

同じ創業を目的に集まっているので、共通の話題が尽きないのかもしれませんね。

「商工会の創業支援について」

 

今日はまず初めに、「商工会の創業支援について」という題目で奈良県商工会連合会の方より、商工会とはどういった所なのか?ということや、創業支援の概要、そして商工会がバックアップをしながら創業されて活躍されている先輩方の事例などを紹介してくださいました。

商工会って、創業してからお付き合いが始まるって思っていませんか?

実はそうではないのです。

というのも日本国内企業の8割が小規模事業者であり、そのような企業に光を当てて、面談などを通して創業前より創業者を育成し→創業→その後も不安などがあれば、相談に応じてくださるとのこと。

その一つとして、創業の失敗を防ぐためにこの創業スクールもされているとのことです。

 

また商工会は、資金調達の方法や補助金の活用方法、保険のことなど、入会することで色んなメリットがあるということを説明していただきました。

「創業の支援策・基礎知識について」

続いて中小企業診断士の石川聖子先生が登壇され、「経営者は孤独な存在なので、相談できる人がいることが重要です。」とおっしゃっていました。

だからこそ、開業前から相談できて開業してからも、相談できる商工会はとても心強い存在です。

 

そして今日の本題である「創業の支援策・基礎知識について」の講義に入っていきます。

まず、法人と個人の違い、補助金活用の留意点などを説明してくださいました。

また、「私の人生設計」を書く時間では、自分の強みを発掘するための時間もありました。

一見すると創業に直接的に関係がなさそうですが、こういったことが自分の強みをしっかり伝えられる源泉となり、それがビジネスの実現性につながるそうです。

まるで、自分の人生の棚卸しのようですが、「事業と人生を切り離して考えられないもの」ともおっしゃっていました。

みなさん、画像のように真剣に取り組んでいます。

そして、これは宿題ですが「創業へのしっかりとした動因」をしっかり考えることの大切さを説明されていました。

これは、山あり谷ありの創業を継続する中で、辛い時を乗り越えるためにとても重要だそうです。

これをしっかりと考えておくことで、初心に帰り常に自分のバイタリティーの源泉になるとのことです。

先々では、これが経営理念にもつながるとのことで、大変重要なものだと感じました。

「試食&感想を書く時間」

 

休み時間には、受講者であり、すでに夢CUBEで出店されているKUMI茶菓さんより、クッキーの試食を提供していただきました。

これは単に試食するだけでなく、食べて感想や意見を書いてお渡しするのです。

なかなかこういった経験はできませんよね。これもスクールのメリットの一つかもしれません。

ダイレクトに意見が聞けるって、本当にありがたいことだと思います。

最後に「創業者が陥りやすいワナ!」を先生より教えていただきました。

独りよがりにならず、客観的な声が大切だということや、売上などの数字に強くなることの大切さなどを説明してくださいました。

そして、講義が終わったら今日の振り返りをそれぞれで書留めて今日のスクールは終了しました。

次回は、更に内容が濃くなり、いよいよマーケティングを学ぶ時間です。

今から内容が楽しみです。